返済方法と返済方式
「借りたお金はどこで返済すればいいの?」「返済方式っていろいろあるけど、何が違うの?」「お金を借りたときの金利や利息ってどうやって計算するの?」など、キャッシングの返済に関する基礎情報です。
初めてキャッシングを利用される場合には、返済に関する知識も必要です。聞き慣れない専門用語や利息(金利)計算の仕方など、基礎知識として覚えておくことをおすすめします。
返済方式の種類と特徴
返済方式の違いで、利息を含めた合計の返済金額にかなりの差が出ます。返済方式は各金融業者によって異なりますので、これから借入を予定されている方は、借入先がどの返済方法を採用しているのか、確認されることをお勧めします。
- 元金均等方式
- 元金均等方式(がんきんきんとうほうしき)とは、借入金額を返済回数で均等に割った金額と、借入元金残高に対する利息の合計を返済する方式です。
- 元利均等方式
- 元利均等方式(がんりきんとうほうしき)とは、住宅ローンなど高額のローンでよく使われる返済方式で、毎月の返済を一定金額に設定して、借入元金部分に対する支払い額と、その利息分のみを変化させる返済方式のことです。
- 元金定額リボルビング方式
- 元金定額リボルビング方式とは、毎月一定の返済額を設定して、借入残高に対する一ヶ月分の利息を加算した金額を返済する方式です。
- 元利定額リボルビング方式
- 元利定額リボルビング方式とは、毎月一定の返済額を設定して、借入残高に対する一ヶ月分の利息を減算し、残りの金額を元金として充当される返済方式です。
- 元金定率リボルビング方式
- 元金定率リボルビング方式とは、借入残高に対して、あらかじめ設定された定率の元金と利息が返済金額となる返済方式です。
- 残高スライドリボルビング方式
- 残高スライドリボルビング方式とは、借入の残高によって、利息を含む定額が見直される返済方式の事をいいます。(残高スライド元利定額リボルビング方式と記載されている場合もあります)
- 残高スライド元金定額リボルビング方式
- 残高スライド元金定額リボルビング方式とは、毎月一定の返済額を設定して、借入額に対する利息から、毎月支払う利息分を定額とし、残りの金額を元金に充当される返済方式です。
- 残高スライド元利定率リボルビング方式
- 残高スライド元利定率リボルビング方式とは、借入残高に応じて、定率が変動する返済方式です。
返済方法の種類と特徴
キャッシングサービスでお金を借りた場合には、毎月返済を行なうことになるため、ご自分にとって便利で簡単な返済方法を選ぶことが大切です。金融業者によって利用できる返済方法は異なりますが、主な返済方法には以下のようなものがあります。
- ATM
- 金融会社が自社で用意したATM、または、金融会社が提携している銀行やクレジットカード会社、コンビニのATMで返済することができます。多くのATMは年中無休で稼動している上、一部のATMでは24時間受付しているタイプもあります。ATMによる返済は多くの金融業者が対応していて、簡単・便利に利用できるため、一番人気のある返済方法です。
- 銀行振込
- 金融会社が指定する銀行口座へ振込で返済する方法で、ほとんどの金融業者で利用できる返済方法です。銀行振込は銀行の窓口やATMから行なえますが、振込手数料を負担しなければならない場合が多く、余計な出費が発生します。また午後3時過ぎに振込をした場合には、銀行側で振込処理を行なうのが翌日となってしまいます。そのため、返済期日を過ぎてしまい、延滞扱いとなることもあるため注意が必要です。
- 口座引落とし
- 毎月決まった日にちに、銀行口座から返済金を自動的に引落としされる返済方法です。銀行口座へ残高があれば返済し忘れることもなく、手間もかからないため、便利な返済方法ではありますが、いつもよりも多めに返済したい場合には、ATMを利用するか銀行振込で別途行なう必要があります。口座引落としは一部の大手金融業者や銀行系ローン会社などでしか対応していません。
- 現金書留
- 金融会社に郵便局から現金書留で郵送する返済方法です。エリアによって配達まで1〜2日程度かかりますので、返済期日が近い場合には注意が必要です。また、現金書留では郵送に500円程度の料金が必要になります。「時間とお金」を使う返済方法なので、特別の事情がある場合を除いて、現金書留を利用するメリットはありません。
- 店頭窓口
- 金融会社の店頭窓口へ出向き、直接手渡しで返済する方法です。領収証を受け取ることができるメリットや借入残高などの確認も行なえます。返済の度に店頭へ出向くことで、スタッフや店員さんと顔見知りとなり、その後の取引でメリットを受ける可能性もあります。
利息計算のやり方
多くの個人向けキャッシングサービス(消費者金融など)では、借入日の翌日から返済日当日まで利息が発生します。(肩端方式)利息の算出方法は、以下の計算式で簡単に求めることができます。
- 利息計算式
- 借入金額 × 実質年率 ÷ 365 × 借入日数 = 利息
上記の計算式を利用して、実質年率が16.5%で、30万円を借入し、10日後に一括返済した場合の利息を計算すると、「300,000×0.165÷365×10=1,356」となり、約1,356円が利息となります。簡単な入力だけで試算ができる返済シミュレーションもお試しください。